MEDICAL TREATMENT

診療案内

診療対象動物

犬・猫・フェレット、ハムスター・ウサギ・小鳥・エキゾチックアニマル

予防医療

インフルエンザ、日本脳炎、その他様々なウィルスなど…。
みなさんも幼少期に保育園や学校で予防注射を行った記憶があると思います。昔は医学が発達しておらず、死亡することさえあった病気ですが、予防医療という医学の一分野が確立し、私たち人間と同じように動物たちにとってもあらかじめ予防することによって大きな病気や治療が難しい病気から守ることができるようになりました。
もちろん、動物と人間の身体の構造が異なるように、動物たちを襲うウィルスや寄生虫の種類も異なります。だからといって「お金がかかるから」「衛生環境も昔より向上しているから」というのは予防をおろそかにしていいという言い訳にはなりません。
例えば、狂犬病ですが、名前の通り犬の病気と思われがちです。しかし、犬はもちろん猫にも人にも感染する病気であり、発症すると現代でも治療法がなく、ほぼ100%死亡すると言われております。
我が国でも、フィリピンからの帰国者が狂犬病に感染し亡くなった事例がありパンデミックが起きてもおかしくない状態です。そのため、社会に対する義務を果たす意味でも、予防という視点はとても重要です。
病気から身を守り、大切な家族として健康に毎日過ごすことは飼い主様にとっても、もちろんペット自身にとっても何ものにも代え難い宝物ではないでしょうか。

主な予防接種

【狂犬病ワクチン】

狂犬病の予防ワクチンは生後90日以上の全ての犬に義務づけられている唯一のワクチンです。
必ず接種してください。

【フィラリア症】

蚊を媒介して目に見えないほど小さい虫が犬の体内に侵入する病気です。
感染した虫はやがて素麺ほどの大きさに成長し、心臓の中で詰まってしまい死にいたらしめる恐ろしい病気です。

【各種混合ワクチン】

犬の場合は、生まれた年に3回、次年からは年1回接種し、5種〜9種あります。
猫の場合だと生まれた年に2回、次年からは同じく年1回接種します。
種類は3種〜5種になります。

犬・猫〜ほか
様々な動物に対応

去勢・避妊手術

生殖はすべての生き物にある天からの授かりものでもあるため、飼い主様としては人間の都合でむやみに奪っても良いものか、大変にお悩みになられるところと思います。
色々なワンちゃん・ネコちゃんがいるように、飼い主様にも色々な考え方の方がいらっしゃいますが、当院ではペットの将来と将来の健康まで踏まえ、去勢・避妊手術の実施をおすすめ致します。
子宮卵巣の全摘出、睾丸の摘出をすることで、生殖器系の病気を防ぐことができます。予防という側面でもとても効果的です。特に女の子の場合、発情前に手術を行うことで、乳ガンの罹患を大幅に抑制することが出来ます。また、発情・出産を経験すると手術を行っても発情期のたびに周期的に苦しむことになることが多いです。我々人間と違い、ペット自身には自らストレスを発散する術がありません。
自然のままに任せていたところで、発情期のたびにストレスに苛まれるのでは、ワンチャンやネコちゃんがかわいそうです。去勢・避妊手術を行うことで発情期のイライラや無駄吠え・マーキングなども抑えられます。時々テレビなどで、保健所でのペットの処分がニュースの話題にのぼります。捨てられてしまう犬猫たちの映像は、誰でも一度は見たことがあると思います。望まれない妊娠の結果、望まれない増えすぎた子犬・子猫たちが生まれないためにも、ブリーディングの予定がないのであれば、子犬・子猫のうちに飼い主様には将来の判断を行っていただきたいと考えます。

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